オーグロ慎太郎の「新・夜明けのない朝」

生まれる時代を間違えたような気がするけど、それでも生きてるイラストレーター。お仕事は随時承っております。Contact me. : cannabis●ce.mbn.or.jp(スパム対策のため、●を@に変えてご使用下さい) http://shintaro-ooguro.com

2008-01-01から1年間の記事一覧

今年もあとわずか

酒ばっか飲んでるせいか、どんどん物覚えが悪くなっているんだけど、なんだかんだで、今年もいろいろありました。嬉しいことはもちろん、考えさせられることも。 なにをやってもうまくいかない時は、ジタバタするより、後先考えずに寝ちゃったほうがイイんじ…

ホテル探偵DOLL

さいとう・たかをの劇画で、本作のほかに、女性を主人公に据えた作品ってあるんだろうか。読み切りだったらありそうだけど。ちょっと分からない。世界中に支店を展開する、サンライズ・ホテル内でおこった事件やトラブルを解決する女探偵・DOLL。探偵という…

別冊映画秘宝「実録 この殺人はすごい!」発売中

ただいま発売中の、別冊映画秘宝「実録 この殺人はすごい!」(洋泉社刊)のイラストを担当しました。石川清さん、多田遠志さん、柳下毅一郎さん(50音順)のページで描いてます。 先月おこった、元厚生省官僚連続殺傷事件。犯人の動機を知って、呆然となっ…

「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」(2008)

ロックのライヴ映像を暗い映画館内で黙って鑑賞するって、なかなか不思議な感覚で。でも、だからこそ、あらためて発見できることもあったりして。まぁヘンな話、あぁ、キース・リチャーズ、ちゃんと弾いてるんだな、とか。 セット・リストがシブいのが嬉しか…

「¥en_SPA!」発売中

ただいま発売中の雑誌「¥en_SPA!」の「魅惑の海外不動産[一発逆転]投資日記」に四コマ漫画描きました。 サブプライムローン問題に端を発して、リーマン・ブラザーズが経営破綻。世界経済が混乱をきわめるなか、海外不動産に投資して、はたして勝算はある…

SO, WHO'S PARANOID? - THE DAMNED

先月、GUNS N' ROSESが、なんとまぁ約17年ぶりにアルバム『CHINESE DEMOCRACY』を発表し、世間を騒がせましたが(僕も買いました)! 頃をおなじくして、オリジナル・ロンドンパンク・バンド、THE DAMNEDも7年ぶりとなるニュー・アルバム『SO, WHO'S PARANOI…

Mitch Mitchell passed away(1947-2008)

Rest in Peace.

「ハロウィン」(2007)

リメイクの嵐が吹き荒れるハリウッドで、ついに、70年代ホラーの古典とも呼ぶべき作品が21世紀に復活したわけですが。パンフを読むと、監督のロブ・ゾンビは、殺人鬼を観客にリアルに見せることにこだわったと強調しています。この判断、この映画に関しては…

人間爆弾発言

今年の9月、関西地区でプロレスリング・ノア中継の放送が打ち切られたり、両国国技館で開催された「プロレス・エキスポ」の観客数が約600人だったり、天山広吉が交通事故(それも相手は路線バス!)をおこしたりと、どうする、どうなる、日本のプロレス界!? …

「P.S. アイラヴユー」(2007)

最愛の夫を失い、悲嘆にくれる主人公のもとへ、亡き夫からの手紙が届く。死者からの手紙! なぜ? どうして!? …と、観客の恐怖感をあおる映画ではないことは、重々承知だったんですが。なんとなく時間が空いたので、ふらりと立ち寄ったシネコンで観たこの映…

THE PRE-FIX FOR DEATH - NECRO

昔も現在も、そしてたぶんこれからも、いわゆる「いまどきなモノ」に馴染めない僕は、音楽も、ヒップホップなんて、滅多に耳にしないんですが。それでも先日、なぜかタワレコのヒップホップのコーナーを、ボケーっと物色していると、おっ、と手を止めたくな…

首帰える・おぶさりダルマ

以前、陽気幽平という、幻の漫画家の単行本について書きましたが。気がつけば! 第2弾「陽気幽平 experience 2/首帰える・おぶさりダルマ」がグッピー書林plusから発売されていたとは! 子供向けのマンガなのに、登場するのは、前作とおなじく、中年や老人…

「¥en_SPA!」発売中

ただいま発売中の雑誌「¥en_SPA!」の「魅惑の海外不動産[一発逆転]投資日記」に四コマ漫画描きました。 株とかFXとか、不動産投資とか。誘われて麻雀を打っても、馬券を買っても、勝ったためしがない、バクチの運が全然ない僕には、ちょっと恐ろしくて手…

「花嫁吸血魔」(1960)

最近、時間が空いている時に、昔録りだめした映画をポツポツ観ているんですけど。で、こないだ観たのが、コレ。 カルト映画のカテゴリーにはいるんですよね。作品の内容ではなく、舞台裏がワケアリなので。詳しくはウィキペディアを参照してください。(ウィ…

ジミー大西「夢のかけら展」

先日、銀座の三越に、ジミー大西の作品展に行ってきました。心を躍らせながら絵を観に行くなんて、僕にはめったにないことです。 僕は評論家ではないので、他人が描いた絵の上手い下手なんてのは、サッパリ分かりませんが、「面白い絵だなぁ〜」ぐらいの感想…

「週刊SPA!」発売中

本日発売の週刊SPA!「超保存版・サラリーマン向け『通り魔から身を守る』基礎知識」のイラストを担当しました。 こういう特集が組まれてしまう世の中になってしまったんですねぇ。外国とくらべて日本は治安がいい、なんてのはもう、昔のはなしのようです。…

MADE IN SWEDEN(WITH LOVE) - MADE IN SWEDEN

1968年に北欧・スウェーデンで結成された、ロック・バンド、名前はそのものズバリ、Made In Sweden。彼らのデビュー・アルバム『Made In Sweden(with love)』。ジャケのデザインや時代背景から察して、かなりサイケデリックな音を聴かせてくれるのかな、と思…

「ダークナイト」(2008)

故・橋本真也の言葉を借りれば「時は来た」ということなのか。安易に「傑作」という言葉で片付けるのはいかがなモンかと思う。実際、この映画の世界観、受け付けないという観客も少なからずいると思う。ストーリーが詰め込みすぎなんじゃないの?とか、僕も…

「インクレディブル・ハルク」(2008)

もう、ここまでCG技術が格段の進歩をとげてしまうと、配給会社も「驚異の映像革命!」なんてフレーズ、安易に使えないでしょ。テクノロジーがいくら発達しようとも、結局は作品の質で勝負しなきゃならないんですよね。でも、実際には存在しない、CGで創造さ…

「吸血鬼ゴケミドロ」(1968)

連日の真夏日。なにも考えられないし、なにもしたくなくなりますよ、そりゃ! 冷やし中華を食って、大量の酒を飲むことが生きてる証みたいな。いや、ほかにも納涼というか、暑気払い、もしくは夏の風物詩といえば「ホラー」とか「怪談」ですか。そういえば、…

夜の料理人

「包丁無宿」でおなじみ、料理漫画界のマエストロ・たがわ靖之。そのたがわ先生が、テレビドラマ「必殺」シリーズに触発されたかのように世間にたたきつけた衝撃(笑撃)作、それが「夜の料理人」なんです! 生き別れの妹を探しながら、新宿・歌舞伎町でひっ…

別冊映画秘宝「実録 殺人事件がわかる本」発売中

このたび洋泉社からでました、柳下毅一郎さん監修の別冊映画秘宝「実録 殺人事件がわかる本」のイラストを担当しました。小池壮彦さん、高橋ヨシキさん、多田遠志さん、町山智浩さん(50音順)のページで描いてます。 最近、連日のように凶悪な殺人事件がマ…

「イースタン・プロミス」(2007)

デヴィッド・クローネンバーグ監督の前作「ヒストリー・オブ・バイオレンス」には巷の高評価のわりには、いまいち乗り切れなかったんだけど、今作は、一瞬たりともスクリーンから眼をそらすことができませんでした。とか書いておいて、本編始まってしばらく…

「週刊SPA!」発売中

本日発売の週刊SPA!の特集「30歳・年収300万円台からの『いつかは持ち家』最終案内」のイラストを担当させていただきました。 ローンの支払いや頭金の用意など、いくつかの課題はあるものの、検討をする余地はありそうです。実例を交えて詳しく解説されてま…

SATORI - FLOWER TRAVELLIN' BAND

日本が生んだ、伝説のロック・バンド、フラワー・トラヴェリン・バンド(FTB)が、今夏、復活します! オフィシャル・サイト ウィキペディア 彼らの2ndアルバム、そしてマスターピース『SATORI』。どぉ〜ですか、ラーガ奏法を駆使した、石間秀樹のサイケ・ギ…

Bo Diddley passed away(1928-2008)

Rest in Peace.

「ランボー 最後の戦場」(2008)

極力ぜい肉をそぎ落としたストーリーなので、上映時間90分は、あッという間。60歳のランボーに何ができるんだよ。と、多少訝って観たのだけど、スンマセン、見損なってました。ランボー、ミャンマーの軍人、殺しすぎ。ストーリーが単純なので、脚本と監督も…

山岡士郎と海原雄山が和解

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080512-00000035-oric-ent 1983年から小学館『ビッグコミックスピリッツ』にて連載されている人気マンガ『美味しんぼ』の主人公・山岡士郎と、長年の確執がある父親で美食家の海原雄山が12日(月)発売の同誌で、ついに…

四郎マンション

深夜。サキイカをアテに酒を飲みながらアクセスするも、「今日も更新なしかぁ…」。とため息。そんな、違いの分かるウォッチャーの後ろ髪を引っ張ってどーしょうもない、そんなBlogが、知ってる人はとっくに知ってる、岸部四郎の「四郎マンション」。 昔、大…

最後に勝つ負け方を知っておけ

俺が議員になると言いだした時は、みんな「冗談でしょ」って顔をした。いくらプロレスで知名度はあっても、当選なんかするわけがないだろうと。 でも俺はみんなに言った。「これは天の声だ」と。 こんな書きだしから始まる、1989年に参議院選挙で初当選し、…