オーグロ慎太郎の「新・夜明けのない朝」

生まれる時代を間違えたような気がするけど、それでも生きてるイラストレーター。お仕事は随時承っております。Contact me. : cannabis●ce.mbn.or.jp(スパム対策のため、●を@に変えてご使用下さい) http://shintaro-ooguro.com

2006-01-01から1年間の記事一覧

「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(2005)

あぁ、これはポカした。しました。この映画を観る前に、原作のグラフィック・ノベルは読んじゃダメです、肩すかしを食らった気分になるので。少なくとも観終わった直後は。パンフのインタビューを読んで、監督は原作があったことを知らなかったことを知り、…

A BIGGER BANG TOUR 2006

小雨が降るなか、東京ドームに行ってまいりました。うわぁ…。会場へ向かう人々の年齢層の高いこと!子供連れなんて、もう珍しくもなんともないですよ、ウン。開演前の観客席の雰囲気もじつに和やか。酔っぱらって大騒ぎしているロック野郎なんか、ひとりもい…

PLAY IT AT YOUR SISTER - THE DAMNED

なんだか部屋が狭くなったなぁ、とボヤきつつも、コツコツCDは購入しているんですが、元来、今どきのモノにあまり興味がないので、旧譜ばかりが増え続けています。初CD化されたアルバムなら素直に歓迎したいところですが、アルバム未収録のシングルのB面や別…

「力道山」(2004)

主演のソル・ギョングが顔を似せようとすればするほど、リキさんではなく、天龍源一郎になってしまう不思議。なぜルー・テーズがでてこない?等、多少の疑問や不満は残るものの、観客に痛みが伝わる迫真の格闘シーンや、なによりまず、この映画を製作&配給…

サンフランシスコの闇

僕がたまに足を運ぶ某中古CD店の店長さんは、気さくなヒトです。「こんなの探してるんですけど」なんて質問には、もちろん快く応じてくれるし、トークが興にのってくると、レジ台をはなれて、2人でじっくり話し込んでしまうことも珍しくありません。たっぷり…

「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」(2005)

幼少のころ、心に深い傷を負った少年は、鬱屈した内面を表現したい衝動から逃れることができない。ゴスペルを唄って生計をたてたかったのに、レコード会社に認められたのは、人殺しの歌だった。ティーンエイジャーたちのアイドルに成り上がっても、保守的な…

まさにツームストン

今年の風邪はじつにタチが悪いのです。なんとか体調は落ち着きを取り戻しましたが、先週末は、発熱と悪寒で、床に伏せっていました。元気があればなんでもできる。そして、元気がなければなんにもできない。逆もまた真なり。というワケで、布団のなかでマン…

Let's talk about YouTube.

ライブドア・ショックや、新日本プロレス選手大量離脱問題など、あいかわらず世間では暗いニュースが後をたちませんが、そんな憂さを吹き飛ばすかのように僕が現在ハマっているのが、YouTube なんですよ! 自分が持っているお宝映像を全世界に発信してシェア…

「映画秘宝」発売中

本日、関東地方は久しぶりの大雪。5年ぶりだそうです。さて、そんななか、雑誌「映画秘宝」3月号が発売されました。本号の目玉は2005年に公開された映画のベスト&ワースト10ですが、映画業界の裏側にするどくせまる「Hi-Ho MOVIE DARKSIDE JOURNAL Vol.1」…

「キング・コング」(2005)

それにしても、コングが気の毒でならない。巷ではこの映画を悲劇のラブ・ストーリーと評し、感動で涙せずにはいられない、みたいな感想をネット等で眼にしますがぁ…。こういうことを書くと、「夢がない」「ひねくれている」と思われてしまうかも知れません。…

全てが音楽

いまさら、もうイイんじゃないか? とも思ったけれど。やはり挨拶は大事ですよね。というわけで、新年あけましておめでとうございます。 年末年始は、なんだ、忙しかったわりにはやたらとテレビを見ていたような…。大晦日なんかリモコンでザッピングして格闘…