WAIT FOR THE BLACKOUT
ピストルズより、クラッシュより、僕は断然ザ・ダムドが好きでした。曲も演奏もカッコよかったし、なによりユーモアというか、遊び心を感じたからです。ヴォーカルのデイヴ・ヴァニアンは、僕にとって永遠のアイドル、ロック・スターのひとりです。
7月3日、渋谷ではじめてそのダムドのライヴを観ました。体調がすぐれなかったので、1ドリンクのチケットは酒類ではなく、ウーロン茶と交換。彼らがステージに現れた瞬間は、自分でも意外なほど冷静でした。「あぁ、生きてるうちにやっと出会えた(?)」という歓喜の念で胸はいっぱいでしたが。
ギターのキャプテン・センシブルは、演奏の合間に缶ビールをガブ呑みし続けて、MCもメチャクチャ。「えーと、次の曲は最新アルバムから…。もちろんみんな買ったよな!? (観客のひとりを指さし)おい!そこのお前!CD買ってないだろ!オレにはちゃんと分かるんだ!!」「オレにももっとライトをあててくれ!なんたってオレはインターナショナル・スーパースターなんだから!こないだなんか、オレはあのエルトン・ジョンと○△※…!(聴き取りできず)」とかなんとか。しょうがないなぁ。でも、そこがいいんだけどw あと、「ツキミソバ」「イェビスビール」を連呼していたから、食してお気に召したんでしょうね。
感想を簡単に述べると、彼らはほんとうにイイ曲をつくって残してきたということ。年齢なんか気にしないで、また来日してよ、観に行くから!!