「ファーストフード・ネイション」(2006)
たまたま、数年前に原作を読んでいたので、いったい娯楽映画として、どのように脚色されているんだろ? と、まぁほとんど好奇心だけで鑑賞したのだけど。なぜ、わざわざ映画を観てまで悲しい思いをしなければならないのか。
原作を読んで、内容を把握していたにもかかわらず、あらためて途方に暮れてしまう。いやホント、マジでこの問題、どうすんの? なんの光明も見えないんですけど。ファーストフード業界にかぎらず、なんかもう、ニュースを見てても、これからは、いままでの便利で豊かな生活を享受した、そのツケを払わされる世の中になっていくんでしょう? シンドいわぁ。この映画のコピーが謳うとおり! 世の中には知らないほうが幸せなことがたくさんあるんだなぁ。すこしぐらい賞味期限がきれたモノを食べたって、どぉってことねぇですよ。