「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014)
国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.メンバー、キャプテン・アメリカの前に立ちはだかる謎の暗殺者、ウィンター・ソルジャー。その正体が明らかになった時に少し焦りを覚える。せ、説明されても思いだせない…。続編映画なわけで、そりゃ予習しておくに越したことはないんですが、前作「ザ・ファースト・アベンジャー」に対する印象はとにかく地味、忘却の彼方。今作もなんだかヒットしているらしいじゃないの、ぐらいの軽い気持ちで劇場に足を運んでボンヤリと鑑賞。ところが久しぶりに手に汗を握っていたんですよ。
アクションの基本が殴る蹴るということや、そもそもアメリカの軍人であるキャプテンの設定をうまく生かした、荒唐無稽になりすぎない骨太なストーリー。またロバート・レッドフォードが貫禄たっぷりに登場するんだよなぁ。ふだんはもう食傷気味だなんてぼやいてるんですが。いや〜、今回はハリウッド映画の底力に脱帽です。