INOKI GENOME 〜Super Stars Festival 2011〜
同日に、新日・全日、ノアの3団体が合同で日本武道館にて開催した「ALL TOGETHER」も盛況だったそうですが! 僕は両国のIGFを選びました。まだIGFを観戦したことがなかった、というのも理由ですが、豪華には違いないけれど、どこかいかがわしさが漂う、ズラリならんだ異色対決の数々。これには野次馬根性をくすぐられました。しかも、メインで試合するはずのジョシュ・バーネットがドタキャン、からの藤田和之緊急参戦。相変わらずアントニオ猪木会長、プロレスファンを振り回しますねぇ!(試合結果・スポーツナビ)
猪木イズム全開ってことで、震災復興イベントとはいえ、仲良しムードはゼロ。いやぁ、もっと観ていたかった。ドラゴン藤波 vs マスカラスなんて懐かしいカードをはさみつつ、パワー系外国人ファイターの迫力、そして異種格闘技戦などなど、なんでもあり! 現役を退いても「プロレスの枠をはみだすプロレス」を追求する猪木にはブレがまったくありません。でも、メインは藤田に勝って欲しかったのか、IGF王座の初防衛戦に勝利した、ジェロム・レ・バンナへの「おめでとうございま〜す」があまりにもやる気がない棒読み! しかし、終わりよければすべてよし。最後はおなじみの「ダー」で締めて、ご馳走様でした!