オーグロ慎太郎の「新・夜明けのない朝」

生まれる時代を間違えたような気がするけど、それでも生きてるイラストレーター。お仕事は随時承っております。Contact me. : cannabis●ce.mbn.or.jp(スパム対策のため、●を@に変えてご使用下さい) http://shintaro-ooguro.com

恐怖の人間生け花プロレス

頭がおかしくなりそうな猛暑が続いたと思ったら、今日なんか肌寒いし! 酒の飲み過ぎかな、という気がしないでもありませんが、すっかり気力を奪われてなんにもする気が起きません! というわけで、暑かったから、熱かったあのころの東スポの一面記事ですよ。

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1日に2試合を闘ったUインター高田延彦に、紙面の扱いのデカさで勝ったインディー団体・W★INGのエース、松永光弘の快挙! 世界で初めて釘板デスマッチの釘板に落下した男として、松永の存在は末永く語られている。…んでしょ? しかも対戦相手は映画「悪魔のいけにえ」のレザーフェースだもん、忘れ去られるワケがない。

Tokyo_sports_1992_12_22_02 どーですか。当時、この表情にハートを射抜かれましたね。キャプションが蛇足なんじゃないかと思わせるほどのインパクト。苦しいとき、シンドいとき、酩酊してるとき。頭ンなかにこの顔がフラッシュバックで甦るんですよ。松永はこんな重症を負いながら、のちにプロレスを「怠け者がやる仕事」と痛烈に批判するんだから、つくづくただ者ではありません。

Tokyo_sports_1992_12_22_03 ハリウッド映画でジェイソンとフレディが死闘を演じたのが2003年。その11年前に、ライブで。それも埼玉の戸田市スポーツセンターでとっくに実現してるんですって。しかも新ジェイソンって! 別の日の試合でも、ジェイソン、試合に負けて観客に「アイム・ソーリィ」って頭下げてたし。あぁ、キーボード叩いてて、なんだか興奮してきた。理屈はもういい、要するにこんないかがわしいプロレスが観たいんです。以上。

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