恐怖の人間生け花プロレス
頭がおかしくなりそうな猛暑が続いたと思ったら、今日なんか肌寒いし! 酒の飲み過ぎかな、という気がしないでもありませんが、すっかり気力を奪われてなんにもする気が起きません! というわけで、暑かったから、熱かったあのころの東スポの一面記事ですよ。
1日に2試合を闘ったUインターの高田延彦に、紙面の扱いのデカさで勝ったインディー団体・W★INGのエース、松永光弘の快挙! 世界で初めて釘板デスマッチの釘板に落下した男として、松永の存在は末永く語られている。…んでしょ? しかも対戦相手は映画「悪魔のいけにえ」のレザーフェースだもん、忘れ去られるワケがない。
どーですか。当時、この表情にハートを射抜かれましたね。キャプションが蛇足なんじゃないかと思わせるほどのインパクト。苦しいとき、シンドいとき、酩酊してるとき。頭ンなかにこの顔がフラッシュバックで甦るんですよ。松永はこんな重症を負いながら、のちにプロレスを「怠け者がやる仕事」と痛烈に批判するんだから、つくづくただ者ではありません。
ハリウッド映画でジェイソンとフレディが死闘を演じたのが2003年。その11年前に、ライブで。それも埼玉の戸田市スポーツセンターでとっくに実現してるんですって。しかも新ジェイソンって! 別の日の試合でも、ジェイソン、試合に負けて観客に「アイム・ソーリィ」って頭下げてたし。あぁ、キーボード叩いてて、なんだか興奮してきた。理屈はもういい、要するにこんないかがわしいプロレスが観たいんです。以上。