WWE SMACKDOWN WORLDTOUR 2012
ロンドン・オリンピック? なでしこジャパン? 4年に1度のスポーツの祭典より、年に1度のWWE来日公演を選んでしまう馬鹿野郎が、今年も国技館に胸躍らせながら馳せ参じってきましたよ! (試合結果・スポーツナビ)
今回の来日スーパースターズのなかでも、僕がもっとも注目していたのが、ダニエル・ブライアンであります。今年のレッスルマニアで、シェイマス相手にわずか18秒でヘビー級王座から陥落する失態を演じながらも「Yes!!」コールで大ブレイク。事前にはレイ・ミステリオとのシングル戦がアナウンスされていたのに、果たして対戦相手に現れたのは「赤いモンスター」ケインじゃあーりませんか。このうれしいサプライズに加え、いざ試合が始まったら、これがもう、あきれるほどの面白さ! ローキックの連打で巨漢のケインをジリジリと追い詰めながらも、ケインはアッパーカットで反撃。ダニエル、パワーファイトにはサブミッション、高度な受身で応戦。TVショーでもめったに観られない名勝負が存分に堪能できたのでした。
ミステリオのほかにもウェイド・バレット、そしてランディ・オートンと、諸事情で休場していた選手が続々登場し、そりゃあもう、頭ン中カラッポで至福の時間を過ごしましたとさ!