CHAPTERS AND PHASES : THE COMPLETE ALBUMS 1973 - 1975 - BLO
ギターのBerkely Jonesから"B"、ドラムのLaolu Akintobiから"L"、そしてベースのMike Odumosuからだけ、なぜかファミリー・ネームの"O"。3人合わせてバンド名は"BLO"だコラ! アフリカはナイジェリアから鳴り響くサイケデリック・サウンドに、耳、そばだてよ!との天の声(by 猪木)が僕の脳にくだり、彼らの1stと2ndがカップリングされた当アルバムを新宿にて1000円で購入。
ファンキーなカッティング・ギターに絡みつく、ねちっこいファズ・ギターにホッペタ落ちそう。なんとなくブライアン・ジョーンズの『Joujouka』や、ファンカデリックの1stのような、呪術的なサウンドを想像していたけれど、果たして脳裏に広がるのは、意外や青空のもとに広がる乾いたサバンナの大地、みたいな。
アレンジにあまり土臭さを感じないのは、彼らが影響を受けたバンドが、グランド・ファンク・レイルロードとアイズレー・ブラザーズ(ライナーノーツより)だというあたりに関係がありそう。アフリカ、中近東、東南アジア。このあたりに面白そうなロック・バンドが眠っていそう。ポツポツあたってみよう。