THE PRETTY THINGS 来日公演
The Pretty Things・ライブ・イン・ジャパン。1964年にイギリスはロンドンで結成された伝説のバンドが、2010年に初来日。これは快挙というレベルを超えて、奇跡と言っても過言ではありません。たとえ会場のキャパが400人程度であっても!
フロント・アクトの2組のバンドを従えて、堂々と登場。オリジナル・メンバーはヴォーカルのフィル・メイとリードギターのディック・テイラーの2人しかいないけれども、どうだッ、この押しだし!貫禄! いきなりフィルのシャウトが響きわたる。彼らの1stアルバムにも収められた、ボ・ディドリーの「Roadrunner」ですよ。途中、アコースティック・セットもはさんだりして。選曲は現在もなお再評価されつづける、元祖ロック・オペラ『S.F. Sorrow』からがやはり多かったけれども、Electric Banana名義でリリースした「Alexander」まで披露。アンコールを締めくくったのは荒くれデビュー・シングルの「Rosalyn」でありました。もちろん、この動画のナンバーもね。↓
「Midnight_to_Six_Man.mp4」をダウンロード
そして翌31日は西新宿の某ロック・バーで、サイン会が催されたのさ。
店内で流れる彼らのいにしえのナンバーをハモったりして、皆さん、かなり上機嫌なご様子。てか、昼間っから酔っぱらってるんじゃないの!? とにかくフレンドリーに迎えてくれて。こっちだって、まさか東京で、永年のアイドルであるフィルとディックにサインをもらって、握手してもらって、「昨日のライブは見たのか?」なんて声かけられて。そりゃ頭ンなか真っ白になって記憶がとびますわ。
あ〜、大げさだけど、生きてて良かった。そして、この来日公演を実現させるために尽力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。