「花嫁吸血魔」(1960)
最近、時間が空いている時に、昔録りだめした映画をポツポツ観ているんですけど。で、こないだ観たのが、コレ。
カルト映画のカテゴリーにはいるんですよね。作品の内容ではなく、舞台裏がワケアリなので。詳しくはウィキペディアを参照してください。(ウィキペディア)
山奥に住む、背中にデッカいコブがあって、片足をひきずって歩く下男が登場するオープニング。地上波で放送なんて絶対にムリ!
たしかに、この頃の池内淳子さん、たいへん見目麗しいです。それだけに!
イヤだったろうなァ〜、こんな役引き受けるの。製作陣の悪意が感じられます。特殊メイクより、作品の裏側のドロドロした人間模様のほうがおっそろしいわ。陳腐なストーリーなので寝っ転がって観てましたが、センス皆無なデザインのモンスターがヒラヒラと両腕を振りながら走りまわるシーンは、笑っていいんだか、泣けてくるんだか、よく分からない気分にさせられましたね。