Needles & Pins
あの〜、僕、けっこう酒飲むんですよ。で、最近あることにおびえてまして。なにかというと、「酒飲みには麻酔が効かない」という通説。
昭和53年ごろ、「巨人の星」や「あしたのジョー」で知られる故・梶原一騎が、台湾のホテルのレストランで、ささいな理由から白人の大男3人を相手に大乱闘を繰り広げました。梶原先生はかなり善戦したそうですが、背後から頭をイスでなぐられ、24針縫う大けがを負ってしまいます。帰国して手術を終えた梶原は、知人に電話でこう話したそうです。
「人に言うなよ、オイ。俺よう、酒の飲みすぎで、麻酔が全然効かねえんだよー。だからよう、もう痛くて痛くて、正直言って涙が出たぜえ。といって俺、極真の幹部だしよう、人前で弱そうな顔、できないじゃねえかようー」新潮社刊・斎藤貴男著「夕やけを見ていた男 評伝 梶原一騎」より抜粋
梶原一騎といえば、大酒豪の代名詞。とても先生の域には達せませんが、じっさいのところ、どうなんだろ? あー、思いだした。むかし新宿の某病院で親知らずを抜いたんですけど!! 診療台に座ってるにもかかわらず「鎮痛剤飲んだら痛みがひいたから、抜かなくっていいですって!麻酔の注射、大ッ嫌いなんですって!!」と30分ぐらいゴネましたが、けっきょく説得に負けてシブシブ抜きましたが。なんというかまあ、麻酔注射ってより、痛いの大嫌いなんです、いまでも。
関係ないけど、ドリフのDVDボックスが本日とどいたド〜。